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瓜のからし漬け

こんな人におすすめ

• ・暑さや湿気に弱い方。
• ・暑さで食欲が低下している方。
• ・夏バテ予防したい方。
• ・減塩漬物を食べたい方。

瓜のからし漬け

材料（２人分）	分量	性味	帰経	ここでの効能
白瓜	2本	甘/寒	肺膀胱大小腸	清熱利水・ 益胃
塩	適宜	鹹/寒	胃腎大小腸	涼血解毒
調味液
粉からし	大さじ1強 (7.5g)	辛/温	肺胃	降気化痰・ 活血化瘀
水	適宜
だし割り醤油	大さじ2.5 (40g)	鹹/寒	胃脾腎	清熱解毒・開胃
みりん	小さじ1.3 (8g)	甘/温	脾	健脾
きび糖	小さじ２ (8g)	甘/寒	肺胃	清熱和胃

作り方

• 1.白瓜は洗って、縦半分に切り、スプーンで中の種をかき出し、両面に軽く塩をまぶして、冷蔵庫で一晩おく。(置き過ぎると味が濃い目にでき上がります)
• 2.白瓜にまぶした塩を流水で軽く流し、水気を切って、5ミリ程度の厚さにスライスする。
• 3.ビニール袋に粉からしと水を入れ、袋の外から揉んで練りからしになったら、だし割り醤油、みりん、きび糖を加えて混ぜ合せ、調味液を作る。
• 4.その中に２を加え、ビニール袋のなかで軽く揉んで全体に調味液をいきわたらせたら、袋内の空気を抜くようにして口を閉めて。冷蔵庫で半日以上おく。
• 5.食べる時に味のつかっているところから取り出し、調味料を残りの白瓜にまぶすように袋の中を混ぜる。

コツ

• ・粉からしがない方はチューブ入りの練りからしを使ってください。(その場合は水を入れず、だし割り醤油をやや控えめにしてください。チューブ入りのからしには少し塩分が含まれています）
• ・だし割り醤油がない方は、普通の醤油を大さじ２(30～35ｇ)と水を大さじ1(15g)で代用できます。 また、希釈しないストレートの麺つゆを使う場合は、だし割り醤油と同じ分量で加え、みりんは入れず、砂糖は半分くらいに調整してみてください。
• ・この調味液量で白瓜3本まで漬けられます。

薬膳ポイント

• ・瓜類は、清熱(体の熱を取り除くこと)や利水(体内の湿気を尿に出すこと)の効能がありますので、湿気と暑さの強い日本の夏にはぴったりの食べ物です。白瓜の他に、ゴーヤ(苦瓜)や胡瓜、スイカ、冬瓜など。瓜の旬が夏なのには意味がありますね。
• ・きび糖を使うことにも意味があります。白砂糖は涼性ですが、湿気を出す効能は無く、逆に湿を体内にとどめて潤す方の働きがあるため、夏の湿気で重だるさを感じている時にたくさん使いすぎることはお勧めできません。今回のように小量の使い方であれば、きび糖の代わりに砂糖でもOKです。