スポーツドリンクの摂り方について

梅雨は明けてないはずなのに、30℃を軽く超えて蒸し暑い日が多いですね。熱中症で体調を壊したり病院に運ばれる話を耳にします。
「熱中症を予防するために水分をしっかり摂りましょう」と言うフレーズはもう聞き慣れましたよね。
夏の水分補給やスポーツ時の水分は今当たり前のようにスポーツドリンクを摂取している方も多いと思います。
今回はスポーツドリンクについて今すぐ使える情報を皆さんにお伝えしたいと思います。 

スポーツドリンクとは？！ 
汗と共に失われる水分・ナトリウム・カリウム・カルシウム・マグネシウムなどを補給するための飲み物です。アミノ酸を含んだ種類も多く出ています。 

スポーツドリンクの効果は？！ 
身体に吸収されやすい糖分濃度とナトリウムの摂取により運動時に必要なエネルギー補給・体の塩分濃度を保つことが出来るため熱中症予防や、胃腸炎などで脱水症状になった時の水分補給に適しています。アミノ酸含有飲料はスポーツやトレーニングを定期的にされる方、アスリートの運動パフォーマンスを上げる目的や筋肉疲労を回復させる効果があります。 

スポーツドリンクは健康的なイメージが強いですが、注意する点もあります。 
甘いと感じたことはありませんか？！吸収されやすい糖分濃度とは1.0～3.0％だそうです。これはペットボトル500mlで換算すると30g（ステックシュガー10本）近い砂糖が入っていることになります。この甘さにより喉が渇いて更に水分を欲することもあると思います。糖分ゆえカロリーもあるため、運動で消費するはずのカロリーがスポーツドリンクの摂取で消費より多いカロリーを摂っている可能性もあります。 

水分摂取のおすすめ 
・水分補給は喉が渇いた時にこまめに摂りましょう
・30分位息が弾むような運動でじんわり汗をかく程度であれば、水やお茶で良いでしょう。
・スポーツドリンクを飲用する場合は2~３倍に薄めましょう。

～手作りスポーツドリンクを作ってみませんか～
レシピ
  水　1リットル
  塩　1.5g
  砂糖　大さじ4
  レモン適量
市販のスポーツドリンクと塩分量は合わせて、糖分は1/2量カットしてあります。レモンに含まれるクエン酸は疲れの原因になる乳酸を除去する働きがあります。又、紫外線や激しい運動等ではビタミンC消費が大きいため普段より多く摂取すると良いでしょう。手作りのため日持ちはしません。飲みきれる量を作るようにしましょう。

上手に水分摂取をして楽しく運動・暑い夏を迎えましょう。