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缶詰の活用法

備蓄食料として缶詰を準備している人も多いはずです。
最近の缶詰は豊富な食材が使われ、水煮から味付きまで様々です。
缶詰をそのまま食べるのではなく、料理に活用して楽しんでみませんか?時短レシピとしても最適です。

【水煮缶の料理のコツ】
・水煮缶全てが塩分が少ないわけではありません。栄養表示を見て、利用する量を考えましょう。
・身と汁と野菜で和え物にしたり、汁はドレッシング代わりにも使えます。
・汁に酢を加え、身と野菜を合わせれば酢の物に。
・身を細かく切って野菜を加え、少々のパン粉と卵でつないで両面を焼いたり蒸すとハンバーグやつくねに。
・身+野菜で煮込み料理やスープ・グラタンにアレンジ。

【オイル漬け缶づめの料理のコツ】
・オイル漬け缶全てが塩分が少ないわけでは無ありません。栄養表示を見て、利用する量を考えましょう。
・身と汁・油が多いので、カロリーのとりすぎにならないよう、汁は残しましょう。
・油でコーティングされているので、最初は塩分の多さが気になりませんが、料理後に時間が立つと味が濃くなることを考慮して薄味につくりましょう。
・汁は酒や水で延ばして使ったり、汁を炒め油として使えば旨味が多く、野菜が美味しく料理できます。
・汁にオリーブオイルを足して、キノコや海老を加えると簡単アヒージョにもアレンジできます。

【味付缶詰の料理のコツ】
・味は濃い目なので、栄養表示で塩分量を確認して、水や酒で薄めて使いましょう。汁を残すなど調整が必要です。主菜でも一人分の塩分が1g以内を目安にしてみましょう。
・野菜をたくさん入れることでボリュームアップでき、小さな缶詰めでも2人~3人分量にできます。
・味付けが甘辛いものが多く、調味料として糖質が多く使われていることに注意しましょう。
それぞれの缶詰の特徴をいかして、普段の料理に気軽に使ってみてください。

最後に管理栄養士の缶詰のおすすめポイントをご紹介します。

①特に水煮缶がおすすめ!
油や調味料をほとんど含まない水煮缶はアレンジ料理には最適です。ただし、塩分が少ないわけではないので注意が必要です。

②下ごしらえの必要がなく、うま味のある料理を手軽に作れる
洗う・切る・下茹でするなどの工程が一切不要です。水煮の汁を活用すればうま味もプラスできます。オイルはエネルギー量があがるので量を調節しましょう。

③魚料理や豆料理が手軽になる
生魚は消費期限も早く、生ごみの匂いが気になります。魚の缶詰をストックしておけば、消費期限やごみの日を気にせず、魚料理を楽しめます。
豆は戻したり、長時間煮る必要もなく、煮物やサラダに簡単にプラスできます。

④防災備蓄食品としても使える
災害時はパンやお米などが非常食として準備されることが多いですが、体に不可欠なたんぱく質補給のために魚や肉の缶詰を防災グッズの中に入れておきましょう。
冷蔵庫に入れておく必要もないので、エコな食品です。

⑤食材そのものの栄養価が高く、価格が安定
缶詰は旬の食材を新鮮なうちに加工するのが一般的です。旬の食材は栄養価が高いのが特徴です。また、不漁、不作などの影響が受けにくいので価格が安価でしかも安定しています。
缶詰

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