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朝ごはんを食べるとこんなに良いことが!!

今年のゴールデンウィークは長いですね。旅行や行楽地へのお出かけを計画している方も多いと思います。連休明けの仕事…学校…ちょっと先の事は考えずに羽を伸ばしたい気持ちもありますが、毎日の朝食を食べる事で体調を整える事が出来て、楽しい休日を過ごす事になり、休み明けの体の準備に繋がりますよ。

サーカディアンリズム
私たちの体には1日25時間周期で繰り返される体内時計によって、ホルモンや消化液が規則正しく分泌され、内臓の動き方も調節されるようにできています。周期が25時間であるため1日ごとに1時間の時差ができてしまいます。これを修正するのが、起床時間(朝起きたら朝日を浴びましょう)や朝食時間の役割です。規則正しい食生活を送れば、体内時計が整います。
体内リズムを整えるには1日3回の食事時間や睡眠時間が大切です。

活動時間の前にしっかりエネルギー補給しよう!
朝食を抜くとエネルギーの材料が不足するだけでなく、エネルギーを燃やす材料も不足します。その結果、体は少ないエネルギーで効率よく動けるように基礎代謝を下げ、エネルギーをあまり使わなくて済む体に調整されていきます。 また、私達の体はエネルギーが不足すると体のタンパク質(筋肉)を分解して、エネルギーに変えてしまうため、体の筋肉をしっかり保つためにも朝食は欠かせません。

朝食は、低体温を防止し、免疫力を保つ効果があります!
お食事をすると、体が温まってくることは、皆さんが体験していることでしょう。平熱が36度以下の状態を低体温と言います。体温が下がることは免疫力の低下につながります。朝食をしっかりとって低体温を予防しましょう。

朝食は、血糖値を一定に保つのに欠かせません!
朝食を抜くと前日の夕食から次の日の昼食までの時間は約16時間です。食事の間隔を長く明けすぎると、空腹感が強くなりまとめ食いを助長する原因になります。まとめ食いは、食後血糖値を過度に上昇させる原因になりますので注意しましょう。

朝食内容のお勧め
エネルギー源である炭水化物(御飯・パン・シリアル等)は必要ですね、そして炭水化物がエネルギーに変わるための着火剤であるビタミンB₁(肉類、魚類、きのこ類、豆類、緑の野菜)を揃えることが理想の組み合わせです (例:納豆御飯、鮭のおにぎり、サンドウィッチなど) 更にビタミンや食物繊維を多く含む、野菜類、果物が揃えば完璧ですね。

薬の飲み忘れを防ぎます!
お食事の時間に合わせて処方されている薬を、飲み忘れてしまうこともあるようです。きちんとした服用のためにも朝食は欠かせません。

☆今まで朝食を食べる習慣が無かったけれど、これからは朝食を食べようと思ったら…
まずは、朝から消化器が動く体を作ることから始めましょう。 そのためには、まずは果物だけでも、牛乳やヨーグルトだけでも、おにぎりだけでいいので、消化のよいものを朝に少量食べることをしばらく続けてみましょう。体内時計が朝ごはんの時間に合わせて消化器を動かすホルモンの分泌時間を覚えるまではバランスの良い朝ごはんであっても量を多くとると胃もたれの原因になってしまいますのでご注意を!
夕食の残りのスープや煮物でもOK!

☆朝食の欠食を招きやすい日常習慣に注意しよう!
朝食を「食べない」「食べられない」理由は様々ですが、欠食に陥りやすい生活習慣は「夜更かしをしている」「夜食を食べている」「運動の習慣がない」「だらだらと間食をしている」等です。連休で生活リズムは乱れやすいですが、まずは、1日の生活を振り返り、早起きをして朝食で体を整えてみましょう。
朝ごはん家族

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